地の果てとは英語の地名の直訳・・・Lands Endというところです。(通販の名前じゃないですよ!)
29日は,5月2回目のスプリングバンクホリデー(バンクホリデー=祝日)で三連休でした。(^_-)英国にはゴールデンウイークは有りませんから,ささやかな楽しみ。ちなみに年内は8月の最終週にレイトサマーバンクホリデーというのが有りますが,その後はクリスマスまでバンクホリデーはありません。
話を戻しましょう。この三連休を使って,前から行こうと思っていた「地の果て」に行ってきました。往復900キロ近いドライブでした。
場所は,この地図のとおりブリテン島の最西端です。(イングランドに属します)
これがLands Endです!
まあ,簡単に言えば岬に行って来た!という事なんですが・・・(苦笑)既にmunekoba夫婦はブリテン島最北端スコットランドのDANNET HEADを訪問してまして,今回のLands Endを訪問すれば両端を制覇!って感じなんです。
2年前の夏の写真です。証拠写真ということで・・・(苦笑)
さて話をLands Endに戻します。
片道500キロ近いドライブですが,道路が整備された英国は5時間程度でこの「地の果て」まで行くことが出来ました。BBCの天気予報サイトで予習の上三連休後半に天気が目的地では回復!と分かり,日曜日に出発しその晩近くの街に泊まり,朝一番で岬を訪れたわけです。
日頃の行いには全く自信がないmunekobaですが,この様に素晴らしい天気に恵まれました。さすがに風が強く,気温は12度程度有ったのですが,体感気温は10℃以下でした。
しかし・・・・アイスクリームを・・・
特別出演:munekobaワイフが「手タレ」として・・・(爆)
この地方(コーンウォール)に行ったら忘れてはならないものがあります。このアイスクリームというか・・・クロテッドクリーム(Clotted cream)です。
クロテッドクリーム(Clotted cream)は英国の南西部デボンとコーンウォール特産のクリームを指し、コーンウォールで作られたものをコーニッシュクリーム(Cornish Cream)と呼ぶ。クロテッドクリームは乳脂肪分を55~63%くらい含んでいて、丁度バター83%と生クリーム45~47%の中間に当る。良質のクロテッドクリームは、見た目は黄色っぽくバターに近いが、食すると口の中でスーッと溶けるがしつこくなく、濃厚でコクがある。
クロテッドクリームの色、固さ、味の違いはクリームの製造方法の他に、乳牛の種類、またはエサによって異なってくる。デボンとコーンウォールは土地が肥え、比較的温暖な気候のために、牧草がよく育つため、チャネル・アイランド牛(ジャージー牛・ガーンジー牛の総称)はクロテッドクリーム作りに適した乳脂肪分が高い濃厚なミルクが採れるという。
英国の大都市圏でさえ本物を手に入れるのは、容易ではないとのこと。
いやー濃厚ですが美味しかったです。またダイエットが・・・・(常に言ってますね!)
春の日をたっぷり浴びながら「地の果て」で食べる濃厚なアイスクリーム!いい週末でした。